リアルマッコイズ
リアルマッコイズの古着が人気のようですが、古着より新しい物のほうが良いでしょう、と思ったのですが、どうもそうでもないらしいと気がつきました。
リアルマッコイズにはブランドとして複雑な歴史がありました。
もともとリアルマッコイズは、1888年に日本で設立され、ミリタリーを中心としたアメリカンカジュアルで人気を集めました。
ところがこのリアルマッコイズ、2001年に倒産をしてしまったのです。
その後、大手特約店ナイロンズがリアルマッコイズのブランドを引き継いだわけです。
ところがリアルマッコイズの創業者の一人岡本氏は、すでにトイズマッコイというブランドを立ち上げており、二つのマッコイズが出現することになったわけです。
この二つのマッコイズは微妙に違いがあって、しかも倒産する前のリアルマッコイズとも微妙に違います、そんなわけで古着市場では3つのマッコイズがあることになります。
ミリタリー系のファションは基本的に流行などとは関係のないところで人気がありますから、倒産前のリアルマッコイズが好きだった方には、古着でも倒産前のリアルマッコイズが欲しいということでしょう。
実際、倒産前のリアルマッコイズは高級ミリタリー系ファッションで着々と業績を伸ばしており、人気もなかなかのものでした。
当然ファンも多かったわけです、それが倒産してしまったのです。
さて、大手特約店ナイロンに買収されたリアルマッコイズは、岡本氏のトイマッコイズとは違って、本当のリアルマッコイズと言う意味でしょうか、ザリアルマッコイズと言う名前をつけています。
「こちらが本家であちらは分家」というわけでしょうか?なんかどこかの饅頭屋の本家と本舗の争いみたいで、面白いですね。
ファンの間では倒産前のマッコイズと区別する為に「ナイロンマッコイ」などと呼ばれているようです。
この三つのマッコイは、本当に紛らわしいです。
ミリタリー系じゃなければ流行にとともに違いは明らかになってゆくのですが、微妙に違う三つのマッコイではなかなか新しいファンには区別がつきません。
そんな意味もあって、倒産前の元祖マッコイの人気がヴィンテージとして珍重されるのでしょう。
ミリタリー系ファッションの世界は、限定された人々の世界ですが、根強いファン多くいるものです。
さてこの3つのマッコイ、正確には残った二つのマッコイズは、これからどうなって行くのでしょうか?どちらが本物かどうか判断がつかないのがなんともヤヤコシイです。